あなたならどう着てみますか? CITERAらしい機能的デザインが盛り込まれた“テクニカルスーツ”。カジュアルだけど洗練されていて、他にはないちょっとユニークな佇まい。気負わず普段使いしたいけど、やっぱりいいモノを選びたいって人にちょうどいい。そんな新しいスタンダードは、いまの時代のしなやかな感性によく似合うと思うのです。今回はさまざまな職業の方に、自分らしいスタイルで着てもらいました。全6回シリーズでお届けします。
CITERAディレクターを務める永直樹さんは、都心にあるとても静かな住宅街にアトリエを構えている。「僕にとって洋服や音楽を作ることはOFFの一環なんです。この隠れ家みたいな場所でずっと好きなことに没頭している感じ。もちろんお仕事なのでONとも言えるのですが、真面目に遊んでいるという感覚だからやっぱりOFF。最近だと密かに研究してきたタコスのお店を始めたんです(笑)」
Street Food Company
「若い頃はスーツを着ることがほとんどなかったんですが、歳を重ねるとジャケットもいいなって。CITERAではそんな自分でも着たいモノを作っています」と永さん。程よくお洒落を感じながら快適に着こなせるよう、機能性から逆算されたデザインを追求している。「みんなの働き方が自由になってきて、僕のOFFな感じがちょうどよくなってきたのかも。仕事に着ていってそのまま遊びにいけるし、なんならスケートボードにだって乗れちゃうしね」
ワークウェアをモチーフにしながらも、洗練された雰囲気をまとうセットアップ「LIAM(リアム)」。ジャケット、パンツともにメイン素材としてストレッチ性、撥水性、吸水速乾性に優れた PERTEX®UNLIMITEDを採用。ドライなテクスチャーにバイオウォッシュ加工がワーク感を際立たせる。ジャケットは異素材の組み合わせでスポーティ。パンツはハンマーループなどワーク要素を取り入れつつ、適度なテーパードがすっきりした印象に仕上げている。
PHOTO : ERINA TAKAHASHI
EDIT : KANA YOSHIOKA