TRIP REPORT

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA®

ドイツ・フリードリヒスハーフェン


6月にドイツ・フリードリヒスハーフェンなる街に行ってきた。
目的はズバリ「OUTDOOR」という名のアウトドアトレードショー。
この街での開催は夏の時だけのようで、対岸にはチューリッヒが見える湖畔の小さな街での開催。


きれいで大きな湖があるので、リゾート地っぽい雰囲気で隣接した国から夏休みを過ごしにやってくる街なのだろうと思っていたのだが、案外しら~っとしておりヨーロッパの田舎町と言ったほうが正解かもしれない。


建物もドイツの「カチッ」とした雰囲気にヨーロッパのメルヘン調が見え隠れするのは、やはりスイスが目と鼻の先にあるからか?
歩行者用信号のボタンもかわいい。


アウトドアの展示会なので、会場の中庭にはこんな感じで楽しみながら仕事をしている人たちがいる。


THE NORTH FACEブースでは、リサイクルを意識した実演コーナーが。
回収した自社製品を解体してポーチにしている。欲しい人は€10寄付して好きなものをもらう。派手なものがあったのでそれをもらおうと思ったら、「これはリクエストされて作っているものだからごめんなさい」あら、残念。地味なグレー1色の使いづらいポーチをもらいましたw


アウトドアの展示会をする街だからなのかは不明だが、自転車に乗る人も多く駅の自転車置き場も自転車に優しい。これなら景観も乱さないし盗難被害もない。


ホテルから最寄りの駅まで歩いてみた。
20~30分ほどくねくねした誰も歩いていない道を歩き大変不安になる。救いは建物がかっこいいので一生懸命意識をそこに向けてできるだけ不安にならないように努める。
ようやく現れた生き物はヤクザみたいな顔つきの黒猫、不吉だ……


翌日、隣の駅の方が賑やかなことを知り散策。
人も少なく、街もきれいでお店もそこそこあって歩いているだけで気分がいい。
ただ、吸い込まれたくなるようなお店が現れない。
フリードリヒスハーフェン・ルックはこんな感じ。
新しさと古さとリゾート感が相まって良いのか悪いのかよくわからないw


レッドツェッペリンファンなら「はっ!」としてしまう文字が現れる。
飛行船が初めて飛ばされた街なのかどうかはわからないが、飛行船ミュージアム。
このミュージアムがある一角は少し近代的な感じだからか、フリードリヒスハーフェンルックのご婦人は歩いていない。


とても美味しそうには見えないアイス屋から人がたくさん出てくるので、期待してアイスを買いに入店。ここは当たり外れがはっきりしているヨーグルトアイスをチョイス。
どう出るか? 思いっきり日本語でお姉さんに「美味しいですか?」とふざけて聞くも全く相手にされず、真剣にアイスをすくいカップに入れてくれる。さすが真面目なドイツ人。
お味の方は冷たくて美味しい。アイスとして当たり前の条件はクリア、以上。
おすすめポイントは味よりもインスタ映えするルックスですかね……


お姉さんに無視されて少し寂しくなったので、人がたくさんいるところに避難、大好きなスーパーへ。
にこやかなおばあちゃんの笑顔で癒される。
来て良かった。そして自分へのお土産はこういった地元のスーパーでチマチマしたものを買い込む。


スーパーを後にし、湖畔の公園を散歩。
芝生はきれいに整えられ、歩いているだけで実に気分がいい。
ところが、向こうの方から騒がしい声が聞こえてくる。
そうだW杯開催中だ。公園内のオープンカフェには大画面が設置されて、どこかの試合を放送中。
そりゃ騒ぐよね。ここは混ざって楽しむしかないと思い、その店に飛び込む。ここはドイツ、ビールの国。みんなの手にはビール。
席に着いたら店員も「どのビール?」みたいな顔して待っている。
「え~っと、、、」と悩んだふりして「ダイエットコーラ」。
コーラ飲んで騒いだっていいじゃないか! と心で自分に言い聞かせながら店員から目をそらす。

ドイツに来るといつも思うことは、ビールが美味しそうには見えるのに、いざ口にすると少しも美味しくない、ということ。
でも豚の加工肉とジャガイモは大歓迎!
のどかで綺麗なこの街にはもう来ないかもしれないが、またドイツには必ず来よう。僕はドイツがすごく好きなんだ。





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