TRIP REPORT

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA

3 都市の旅番外編その2。
旅の写真を見返していつも思うことがあります。
それは、建物やオブジェクトの写真を撮っていることが 非常に多いということ。
人や店や景色よりも 「そこにある何でもないもの」の写真が膨大にある。
ということで、今回はそれがどんな写真なのかを紹介します。

ポートランドのMAAK LABの向かいにあった建物。
何の建物かは不明。
横長の一つの建物が坂に延びていることで、 直線的な要素が強調されていて思わずシャッターをきった。

ポートランドSWEEDEEDEEの入店を待っている間、 周辺を散策している時に見た建物。
公共施設だということは雰囲気から分かる。
ガラスとブロックの組合せがモダンに見えて魅力的。

これもポートランドなのだが、どの通りかは不明。
不揃いのレンガ造りなのでとても古い建物と思うのだが、 寂れたドア、灰色、入れ替えた遮光ガラスが このサイズ感と何もない寂しい通りとマッチし、 つい足を止め写真を撮ってしまう。

サンフランシスコはミッション地区を歩いている時 向こう側に見えた建物。
一面ガラスとシャッターで こういったソリッドな印象にも魅力を感じてしまう。
日本でこんな物件があれば、 「デザイナーズ」と冠がつくのは間違いないが、 こちらでは薄汚れた野良猫同然の顔で 街にたたずんでいるのがいい。

サンフランシスコ、HEATH CERAMICS 内にあるモデルキッチン。
もちろん、こんなキッチンがあるのは アメリカでもそこそこ立派なお宅だと思うが、 こういったところでも文化の違いをまざまざと見せつけられる。

ポートランドの道端にあった紙用のゴミ箱。
STAR WARSとかそういった映画の キャラクターでもおかしくないデザインである。

サンフランシスコにあった新聞やフリーペーパーの販売機。
残念ながら我が国には、こういったデザインのものを 街に置こうとする発想がない。
もちろん我が国にも素敵なものは沢山あるが、 近年の公共デザインは少々幼稚なデザインが多い様に思う。
キャラクター/ダジャレ大国ニッポンの弊害。

レジでパンを買うご老人。
とてもサンフランシスコらしいスタイルである。

ポートランドを車で移動中に撮った何でもない一枚。
メディアで取上げられる話題のポートランドも面白いのだが、 この写真を見ていると、人や歴史など昨今のそれとは違う角度から この街を見てみたい気分にさせられる。
これまで紹介してきたショップや、 こういった写真に収められたシーンや物が、 CITERAを創る上で直接的にどう影響しているのかは 自分では不明です。
しかし、何かのインスピレーションになっていることは 間違いないでしょう。
ポートランド、サンフランシスコ、ニューヨーク3 都市の 旅リポートは、今回でおしまいです。
またどこかに行った際は、 こういったメルマガを配信したいと思っています。



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