PRODUCT STORY

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA®

 

すっかり春の気候がやって来た(今日の時点での東京・神奈川あたり)。
花粉に関しては触れないことにしよう。そうしないと不快な季節でしかないので……。

多分、ここから5月下旬くらいまでが最も快適な季節だ。
できることなら一年中こんな気候の場所に移動しながら時を過ごしたい、と思う程快適な季節。
梅雨が始まる前に北海道に移動して、7月半ばから北欧に行き、8月後半にはイギリスへ移り、10月くらいには南仏とかポルトガルなんかもいい。そしてそこからどんどん南下して行く……。
非現実的だけど楽しい妄想。でも世の中にはそんな暮らしをしている人がいるのだろう、多分。



もしそんな人がいるのなら、このパーカーとパンツを2セットくらい常にトランクに入れておくことをお勧めしたい。
ジャケット、シャツ、スウェットは必ず入れているだろうから、そのスウェットとこっそりすり替えてやりたいくらいだ。

「あれ? 無いっ無いっ! 俺のお気に入りのスウェット上下がない!」
なんて言ったところで戻って来ないぞ。すり替えたあんたの着古したスウェットは今頃何処かのスリフトショップで数ドル程度で売られているだろうよ。
そんなに焦らなくてもいいじゃないか! 代わりにもっと気の利いたスウェットを入れておいたのだから。
リラックスしたい時だけじゃなく、ジムにだって飛行機搭乗時にだって着ていられる調子のいいやつを。


と、快適な気候を追っかけて過ごす人生を妄想するついでにおふざけを続けてみたわけだけれども、このスウェットに関しての「これはそういうものである」というバカな例え話。
常にそういういろんなシーンに使えるものを用意してますよ、ということ。
今期のものはこれからの季節に合う様に、薄くてドライなタッチ感。それでいてハリがあってヘタレにくく上品な質感。だけどコットンのしっとり感を持つ。
逆に、高級ブランドとかスポーツブランドなんかはすぐに光沢感を出したがる。
あれがどうも品が良くないように見える。立派なパーティーに着て行くドレスとかスーツだったら光沢感はあった方が華やかでいいけれど、スウェット類に光沢感があるとどうもあっちっぽいというか、ガラが悪いというか嫌味っぽくてお下品というか……。


「それがいいんじゃん!」って思う人がいるのはもちろん分かっているし、否定しない。というより、「そう、あんたの言う通りだ!」と思う。
感性の違いだからそれでいいし、相手の意見を尊重したい。
この世の中に間違いなんて一つもない。というのは言い過ぎだけれど、人がいるだけ考え方があって、植物、動物、人間すべての生き物はそれぞれである。
いけないのは相手の存在を否定してその存在を消そうとすること。そういうことが一番良くない。

そんな気持ちを込めて作っているわけでは全くないが、CITERA®というブランドは全てを受け入れられるニュートラルなブランドではないかと思える。
デザインや機能面、使えるシーンだってそうだし、その人がそれを使いたい時、場所、気分に自然と対応できる余白を持っているということ。
だから決して衝突を起こさない。使う本人とも、使っているシーンとも。


そう思うと、CITERA®を着るということは相手を尊重する姿勢を持つ、ということでもあるのではないか?なんて思えてくる。
少々強引かもしれないが、そんな解釈があってもいい。だってCITERA®なのだから。
冒頭の妄想の様に自由でいいじゃないか。100人いたら100通りの違う考えがあるのではなく、脳みその中は無限に広がる宇宙なのだ。
それを分かり合えれば争い事なんてなくなりそうだけれど、現実ってやつはそうはいかない。納得がいかないことの連続で非常に苦しい。
そんな時はこのスウェットでも着て、走ったりスケボーしたり、とにかく汗でも流してスッキリすればいい。少しは気が晴れるだろう。


機能がどうとか、生地の素材がどうのとか、それは商品ページの詳細でも見てくれれば書いてあることだし、そこには嘘、大袈裟、紛らわしいことなんて一つも書いていない。

そしてこのメールマガジンで言いたいことはそういうことではない。
気持ちがいい季節がきましたね、運動したら気持ちいいでしょうね、そしたら何だか爽やかな気持ちになって、ビールやワインが美味しい!
と、お酒に関しては飲めない僕には想像でしかないのだが、そんな季節がやってきた、嬉しい!ということ。
そしてそんなシーンでCITERA®を着ている人を見かけたのなら僕はもっと嬉しくなるだろう。


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