STORY第36回はMALIBU SHORTSについて。
今年は6月中頃から暑い夏日が始まり、そして7月になる前に梅雨が明けてしまった(関東地方は)。
季節の前倒しも年々速度を上げているようで、現代の高速化が天気にまで及ぶなんて考えもしなかった。
このままいけば5年もしたら年明けあたりには夏が始まり~、なんてそんなおとぼけも現実になってくるほど地球はどうかしてきている。
環境変化についてどうこう言おうなんて1mmも思わないので、自然のなるように身を任せて生きて行こうと思っている。
僕自身も自然の一つと考え、生きている事への感謝を忘れず一人の人間が日々できる事以上の無理な生き方はしないこと。だたそれだけのように感じる。
電気を一切使わない生活をしたって地球は揺れるし、火山だって噴火するし、隕石だって飛んでくるかも知れない。恐竜が石炭や石油を燃やし、地球を疲弊させた償いとして滅びたわけでもないだろう。
何もしなくてよいなんて思わないが、人間が滅んだところで何万年も先に新しい支配層が出てきて、彼らも地球の癖や病に翻弄されるだろう、多分。
暑い日にできることといったら、風通しのよいショートパンツをはいて冷えたラテでも飲んで「今日も暑いね」から始める友達とのバカ話くらい。
もちろん風通しの良いショートパンツの自慢をしたり、されたりしながら過ごしたっていい。
そんなに風通しがいいのかって? そりゃいいさ!
「7月、8月は毎日これで過ごしたいほどだね!」と真面目に思うほどさ。
スポーツブランドにこの素材を作る勇気はないだろうし、アウトドアブランドに限っては「効率性や環境破壊の恐れがある!」とか言って、もっと効率的な作り方で味気のない薄くて起毛した「この偽コットン野郎!」とヤジが飛びそうな生地を喜んで使う始末なんだから、綿100%で通気に優れ、愛着の湧く質感の生地なんて作るわけもない。
関係無いけど、パタゴニアの海水パンツ、あれはいい。特に赤いやつね。
海やプールで泳ぐときくらいは明るく派手な色を選ぶ方が楽しい。
休日を楽しんでいる感が少なくとも2倍になる。
だからなんでも使い分けるのがいいよね。
CITERAの製品っていうのは友達と街でリラックスしたり、職場が普段着でいいのならそれでいけるし、旅の移動手段のユニフォームにしたり、人それぞれのライフスタイルのどんな場面にだっておさまるんだ。
お洒落着、仕事着、家着といろいろあるけど、どれにだってなれる。
もしかしたらそれは、使う人の気持ちの問題かも知れないけど、たとえどんな場面であったとしても使う人に馴染むことは間違いない。
ごく普通なんだけどあなたにとって特別なものになるんだ。
「こうやって使え、これはこうだ!」なんて押し付けがましいことはしないから、
自由に、そして気分を楽にしてそれぞれの生活の中で本人と共に輝かせてくれればいい。
特に何かする必要なんてなくて、ただ使えば良いしそれを着て、持って、どこへでも出かければいい。そうすれば勝手に人もアイテムも輝いてくれる。
そういうウェアやバッグであるように仕込んであるから安心して手にとって欲しい。
使う人のライフスタイルと気持をサポートできるもの作りができればよいと思っている、いやそうしている。
CITERAはそんな存在なんだ。