PRODUCT STORY

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA

STORY 第14 回目はTシャツについて。
春夏にリリースされたTシャツは、ポケットT、プリントT、ラグランT。
どれもシンプルで着心地のよい、季節に合った素材になっています。
今回はそれぞれについてお話します。

ポケットT(CIRCLE STAMP TEE)に使っている素材は綿とポリエステルが50%ずつ。
ポリエステルを50%も使っていますが、コットン100%の風合い。
それでいて暑い日でもさらりと着られるし、すぐに乾くことも特徴。
そんなボディにスタンプを直接押した様に仕上げたプリントで、機能的でありながらアナログ感のあるTシャツ。

ラグランTですが、こちらは3/4スリーブのもの(TOMMY TEE)と、スリーブにテープを施したショートスリーブ(5月末発売)の2 型。
どちらもコットン100%の薄手の生地。
少し起毛させることで、薄いながらもソフトな肉感を感じられ、とても優しい仕上がり。
ラグランスリーブは腕の動きが良くなるので、昔からベースボールやBMX などスポーツウェアに機能として取り入れられているのだけど、自分にとっては子供の頃にテレビでよく観たアメリカ映画でPaul Newman やSteve McQueen が着ていたもの、というイメージ。

また、TVドラマ「The Monkees」、「The Bad News Bears(邦題:がんばれベアーズ)」の出演者が着ていたことで、そんな衣装を通して「アメリカ文化」が憧れの対象となり、今でもかっこいいと思えてしまうのだ。
しかしその反面、「日本がアメリカに戦争で負けていなければ、ここまでアメリカ文化に憧れなかったかもしれない…」とも思わせてしまうのが、ラグランスリーブなのです。

そしてイラストとロゴプリントTシャツ。
こちらもラグランと同様にコットン100%ボディ。
シンプルなバックプリントT(BS TEE)、イラストT(5 月末発売)共に、CITERAのテーマである「ACTIVE TRANSFER WEAR」がモチーフ。
イラストTでは春夏を意識して、色を加えてみた。
ソリッドなものばかりというのもなんとなく疲れてしまうので、たまにはかわいいアイテムで息を抜くのもCITERAらしさなのかもしれない。
もちろん、ムッチョマッチョなお兄さんがプールサイドで着てもかわいいので、そんなお友達が周りにいたらオススメしておいてください。




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