LFOM Vol.09
今年は4年に1度の閏年。
オリンピックイヤーでもあるわけで、世間では期待、野心、不平不満など色々と入り乱れているところにコロナウィルスが飛び込み、さらに混沌としてきた感じがぷんぷんと漂っていますね。
世紀末から20年経ったけど、まだまだ世界的な平和と平穏は先になりそうだ。
今僕らが生きているこの文明が滅びるまでにそれは訪れないかも知れないし、突然やってくるかも知れない。
どちらにしても生きていることだけは確かなことなので、「前を向いて明るく生きていよう」と無意識の中の意識で思いながら、食べて笑って寝て起きて(適宜トイレとお風呂も)、を繰り返すだけである。
こうしているだけで季節はドンドコ音を立てながら西の方からやって来て、僕らを一喜一憂させてくれる。
そんな一喜一憂の中に、CITERA®が入っていることは僕にとっては小さな幸せだったりします。
CITERA®を手にした人たちもそうであって欲しいなぁ、と願っています。
さてさて今回のLFOMも、3月に出る新シーズンアイテムを先取りしていこうと思った次第です。
CITERA®はシーズン展開ではありますが、ECだけでの展開なのでそこまでキッチリ世のアパレルの流れと合わせずに、ぴったりのタイミングでリリースする方が良いと思ったので、小出しにしてみたわけです。
スタイリング・ガイドが変わった様に、その他の部分でも少しだけではあるけれど変化が起こっています。
もう2020年ですから、これまでのアパレルの流れからシフトチェンジしていこう!
3月にリリースするアイテムは、ハイネックのTシャツ、思った以上の評判があったのでAUTOBAHNジャケットの再販、デニム(パンツ)、バッグ2型、それとプリント物のTシャツ。
ハイネックのTシャツは「よそ行き」としてのTシャツが欲しいと思いまして、よそ行きというか、ジャケットの下に着るためでもあったり、正装ではないけど何となくキチッとした装いに見えるのではないか?と。
VネックのTシャツがどうも似合わないので逆の方向に行ってみました。
袖は気持ち長くし、少しテーパードなのでジャケットの下でもまごつかないし、Tシャツ一丁でも洗練された雰囲気に見える。
MARTA PANTSとも良く合う。
デニムパンツは光沢が少し強めのデニム生地なので無骨なアメリカンな雰囲気はなし。
形も裾にかけてテーパードさせてるのでスッキリ。
細かいところで言えば、鏡面仕上げでピカピカのリベットが効いてます。
アメカジでもヨーロピアンでもないトーキョー感とでも言いますか。
そしてリリースが待ち遠しいINJECTIONバックパック。
これからの季節には軽めのものが良いだろうと思いまして、ライトウェイトのものを作ったのですが、全くアウトドアやスポーツ感はなし。
もうスポーツ・アウトドアブランドのバッグなんて使わせません!と言い切りたい自信作。
仕事用としてジャケットに合わせても格好いいバックパックです。
センターの赤いウォータープルーフファスナーとたゆませたコードがポイント。
コードは決して縛り上げないでください。
そして荷物はパンパンに詰めないでください。
余裕のあるビジネスマンらしく、PCもしくはタブレットプラスアルファくらいがちょうど良い。
当然荷物はもっと入るのだけれど、見た目重視とするなら腹5分目くらいで。
今期のショルダータイプはシルバーで!ウエストバッグの雰囲気だけど、結局ウエストにしないから余計な付属を省きショルダーにしたもの。
派手に見えるけどジャケットと相性が良く、使ってみると派手ではなくこのくらい明るい方が良いということがわかる。
他社のジャケットと相性が良いかは不明(そんなことない!)。
旅行時なんかにカバンの中にしまっておいて出先で使うことが多い。
スタイリング・ガイドはあくまでも「一つの例」であって、その名の通りただのガイドです。
基本的にCITERA®のアイテムは奇抜なものではなく、見た目と細かい箇所の調整で綺麗に見えるカジュアルなアイテムですから既に持っている他ブランドのものとも合わせられるし、雰囲気も崩さない優れものなので、自由に楽しんでもらいたいです。
スタイリングの写真を撮ってくれた写真家の今津さんと話してて印象的だったことがありました。
「そこのブランドで”シグネチャー”となるものが買いたい。」
確かに買い物をするときの重要なポイントってそこだな、と。
感覚的にはそれに気づいてたのかもしれないけど、物を選ぶその時に意識していたかどうかは怪しいので、
とても心に刺さったというか気付かされたことでした。
時間と同じ様に物欲も常に尽きないわけなので、これからはその言葉を意識した買い物目線を持って行きつつ、
そういうアイテムを作っていくべく精進していきます。
今更ながらのTivoli AudioのBluetoothラジオ。
これはずっと気になってはいたけれど音を試す、というか現物に触れる機会がなかったのと、欲しいモデルが生産終了になってしまったこともありスルーしていました。
しかし開封しただけのアウトレット品を見つけたので、飛びついてみました。
音は抜群に良いわけではないけれど、少し柔らかくて底力もあるので好みな音でした。
買って正解。
今月は眼鏡を新調。
ずっとRay-Banの買い置きしていた古いものを使っていたのですが、もう少しライトなものが欲しくなったので色々探して白山眼鏡店に落ち着ました。
メガネ探しの参考にしているのは、いつも素敵な眼鏡をしているERIC CLAPTON。
彼がどこの眼鏡を使っているかは不明でそれっぽいタイプを探すと全然見つからなかったのですが、白山眼鏡店のサイトを見たところ良いものがありました。
どうやら、これは2つ目にデザインされたものだそうで正にこのお店のシグネチャー的アイテム。
春に向けて活動的になり、お出かけも買い物も楽しくなっていきますのでこの春のCITERA®もよろしくお願いします。