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Entries by CITERA



仕事をする上で何を着るか、という以前にこういうもの着たいからその仕事を選ぶ、という人もいるでしょう。制服、作業着、スーツ、普段着、パンツ一丁など様々なスタイルがある。挙げはしなかったが戦隊ヒーロー物なんてのに憧れた人もいるでしょう。ヒーロー側より悪役側がいい、とか。また、特殊なものとして裸を武器にテレビで活躍するなんていう人もいますので、実に様々です。自分は特にそういったことを考えて仕事を選んだことはないのでよくわかりませんが、決まったものがあった方が楽、と思う人も多いことでしょう。仕事着を着ることでスイッチが入る人もいるでしょうね。仕事への切り替えスイッチなんてものを持っていないのでスイッチがあったらいいな、とは思いますが結局それも自分で「ON」しなければならないので、あってもなくても同じことな気がします。結局、責任という見えないものがあるから成り立っているだけで、スイッチがあろうがなかろうが勝手に「ON」になるものかなと。

社会活動って全てが「責任」であって、それを一つ一つ果たし積み重ねることで信用になり立場が安定してくるというわけでして、スイッチがあったりなかったりは言葉遊びの一つのアイテムといったところ。日本社会の悪いところにカタカナに変換して物事を軽率にする、というものがあります。制服を着ようが着まいが責任の上で仕事をするのに、これを着れば仕事をするスイッチが入る、なんて思っていると責任の上に成り立っていることを意識しなくなってしまう。なんかこう、軽いというか重みに欠けてしまう気がします。世の中なんて面倒臭いことの連続だから、もっと軽快に軽率に行きたいぜ!なんて昭和の高度成長期だからこそ成り立ったあの無責任男の様にはもういかんのですよ、令和ともなると。その成れの果てが今。そんな時代です。





テレビができた頃に「一億総白痴化」と言って避難を浴びたえらい人がいたそうだが、「一億総カタカナ化」が今である。カタカナ使う人多いですよね、それで好んでカタカナ使う人多いですよね。あれなんですかね…… 仕事出来る気になってるんですかね?しかも難しいカタカナ使ってる人とかね。最近あまり聞かなくなりましたけど、「コンテクスト」ってのをよく使う人が増えた時期がありましてね、まあ文脈ってことなんでしょうけど、文脈でいいじゃん!ですよ。英語が出来るなら話は違いますが、共通認識としてその言葉の意味がみな同じかどうかもわからないし、そもそもその言葉の意味さえわからない人もいたりしますと、さあ大変、仕事に支障を来します。いちいち辞書で調べなくてはならず人の話を聞いているどころではない。なんでしょうね…… もっと責任を持った発言をしてほしいところですが、責任よりも軽快で格好いい流れを作れることが大切なのかもしれませんね、今の世の中は。中身なんてなくても、外側が良ければそれでいいと。









それは洋服だけでいいと思うのですよ。洋服はそれでも成り立つわけです。まあその人の気持ちも反映される場合もあるので難しいところではありますが、着たい服を着たい様に着れば済むものではありますから。そういった意味では、スーツを着る必要もない職種でもそこそこ年齢を重ねるとちょっとそういったものを着たくなる、という気持ちが出てきたりしますので、これまでの趣味全開の私服のノリでジャケット、はたまたスーツなんてスタイルも楽しめると良いのですが、あたりを見回してもまあなかなかそういうのってあまりないわけです。ないことはないですが、選びたいものが少ないと言った方が良いですかね。








お洒落過ぎるのも違うし、機能やギミックやり過ぎ系スタイルというのも違いますし。ファッショナブルでいることは悪いことではないですが、みんながそれを求めているわけではないので、頃合いの良い都合のいい清潔感と軽快感、さりげない気遣いと思えるスタイルが欲しいんですよね。それって志とか関係なく、誰が着てもそう見えてくるものなのですよ。安定してるというか。ジャケットの下に着るものの着方が影響したり、洒落たものを選ばないとよく見えないとか、そうなってしまうと結局その人のお洒落度みたいなのを試されるようで、ダメだと思うわけです。 ジャケットとパンツ1組あればあとは自分の持っているものの中で好きな様に合わせれば、こちらが提案したとか関係なく、しっくりくるんですよCITERAのものって。そういう風に作っていますから。






お洒落にうるさい人、そんな言い方をしちゃいけませんね(笑)。お洒落にこだわりたい人はコレクションブランドを選ぶでしょうし、最新のファストファッションで今っぽくという人はそれでいいわけで、そのどちらでもないけどテキトーなのは嫌だ、というのであればCITERAを選んでいただければ良いのです。どんな人にもどんなスタイル(極端でなければ……)にもフィットするし、とにかくその人が主役になれる様な余白を持ったアイテムなのです。スペースとディテール。ほらきたカタカナ……。これですよ、よくないですね。軽率でした。空間と細部。それさえ設計してあれば大抵は格好よくなります。適当にできた空白や適当でガチャガチャな細部ではダメですよ。品を損なうだけですから。






このGEMEというジャケットは最もCITERAに入りやすいアイテムとして用意したものですので、まだCITERAに手を出したことのない方はこちらに袖を通してみてごらんなさい。ここまで読んでこられたそこのあなた、トライアルサービスで返却できるので取り寄せてトライしてごらんなさい。物足りなければ他のもう少しデザインのあるものを選べば良いので。さあ何も怖がることはない。いつでも軽快に着られるジャケットの一つや二つ、持っていた方がいい。前回のメルマガでも書いたとおり今回パンツはTREFF JKTと共通のパンツになっています。












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