5月だというのにもう夏日が来た。まだまだ春の季節を楽しんでいたいというのに。気候変動には困ったものだ。地球からしたら、そこに住む人間に困らされていることだろう。でも、地球と人、いや、生き物との関係でいえば、運命共同体であるからそこは恨みっこなしである。確かに、この人類というやつは勝手なことを次から次へとやり出して、自然界における環境をおかしくしているのだろう。しかしだ、その人類でさえも地球が持つ要素の一つであって、進化の過程において結果環境を破壊してしまうのは、決して不測の事態ではないのではなかろうか。もちろん、地球としてもそんなことをしでかす最も厄介な生き物、とは思っていなかっただろう。むしろ、それすら誇らしいと思っているかもしれない。うちの子供たちの中で一番厄介ではあるが、最も創意工夫に長けた子供である、と。地球に気持ちがあるのなら、そんな風に思っていたかもしれない、と実に都合よく人間目線で考えてみた。
現代文明以前の世界各地にあった文明というものは、滅びているわけで、それを思うと我々が生きるこの現代も、理由はどうあれいつか滅びると考えておかしくはない。それは人の命が限りあるものと同じでいつかは消えてなくなるもの。人の一生は80年ほどとして、文明は大体3000年ほどだろうか。そして地球は、誕生以降46億年と言われているので、比べ物にならないほどである。ちっぽけな人間がどうこうした所で、どうなるものでもないだろう。もちろん、人間の社会生活の中で生み出される膨大なエネルギーが自然環境を破壊しているのは確かであって、それが地球に負担を強いているわけだから、けしからんことではあるけれど地球からしたらそんなの大したことない、と思えるのではないかと。地球は人の考えで片付くほど浅くはないはず。もっと懐も大きだろうし、考えも及ばないほどのパワーに満ちているのだから。
そんなことより、我々が日々生きているこの日常での負荷の方が深刻である。暑い、寒い、湿度辛い、花粉やだ、など自然のものから受けるダメージは大きくなるばかりだ。だからこそ「STOP環境破壊！」などと声を上げる人々がいるわけで、本来なら気候の状態の悪さにストレスを少しでも感じる人であれば、それは皆同じように声を上げるべきなのだろう。しかし、自分を含め全ての人が声を上げるわけではないから困ったものだ。問題は解決しないのである。今の世の中は、環境的な問題以外も至るところでこんな状態だと日々感じるものだ。そろそろ末期なのかもしれない……。諦めるわけではないが、なる様にしかならないのである。黙ってことの次第を見守りつつ、小さなことでも良いので自分のできることをするしかない。環境にいいか？の前に人として正しいことをしているのか？それだけである。自分で責任が取れないことはしないに限る。
皆無理せず身の丈に合った生き方ができればそれでいい。多くを望まず、半径10mくらいの中が慎ましく幸せであることを望みたい。その中にもしCITERAが存在していれば、こちらとしては涙を流すほど嬉しくやっていることを誇りに思えることでしょう。地球とは？人間とは？CITERAとは？そして、WEAVER-LIGHT SHORT SLEEVEとは？
WEAVER-LIGHT SHORT SLEEVEとは、これからの時期のアクティビティに重宝する半袖の薄めの生地によるスウェットシャツ。ワキから胴にかけて切り替えられた軽い生地が機能的にもデザイン的にも気が利いている。気が利いているかは個人の判断によるものなので、万人に対してではないので、そこはそれぞれ試着などをしつつ実際に手元で確かめてください。そうこうしている内に在庫が少なくなっているので、在庫のあるサイズが間に合う方は、なくなってしまう前に是非とも試しください。イメージが違ったら送料無料で送り返していただくことも可能ですので。
そもそも、スウェットの半袖というものには矛盾がある。どれくらいの矛盾かと言えば、ノースリーブなのにタートルネックとか（しかもニットの）、ダウンジャケットなのにお腹出てるとか、そういったものと似たような矛盾。暑いんだからスウェット地なんて着ないだろ、とツッコミをいただきそうだ。いただくも何もこっちだってハナから思ってるのだから、そんなツッコミ御無用です。実際こいつは裏毛があるタイプではなく、ドライなスムーズ生地であるので不快感はないでしょう。生地の質感も光沢があって綺麗に見えますし、しっかりもしているので生地自体がダレません。そういうわけで、生地のボリューム感はTシャツの様に軽くはないため、普通のTシャツと比べてしまえばなんですが、Tシャツスタイルだけど身なりに気を使いたい、という人にはピッタリだと思います。是非この夏はWEAVER-LIGHT SHORT SLEEVEでお過ごしください。