DIRECTOR’S JOURNAL

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA®

LFOM Vol.20

last friday of month 2021.01.29

ようこそ2021年1回目の最終金曜日!皆さん今年もよろしくお願い致します。まずはこの「LFOM」のメルマガスタイルは今月で最後となります。来月からは形と出し方を変えようと、チームみんなで頭をこねくり回しています。どんな形になるかは来月からのお楽しみということで、もうしばらくお待ちください。UNDERCONSTRUCTION~。

さて、では今月はこれまで通り徒然なるままに行きましょう。アメリカ大統領選の交代劇は手前まではなかなかでしたが当日混乱は起こらず。期待していたわけではありませんのでそれでよかったよかった。でも本当に良かったのかはこの先に分かるわけですけど、私たちにとってもどうなるのかを見続けていかなければならないし、それよりも前に日本の政治自体にしっかりと参加することであって、今の政権を作ったのも我々の1票だし、その政権を変えるのも我々の1票ということだけは言っておきましょう。自分自身がそうですが、コロナがあってこそ真剣に物事を考え直す良い機会と思えたわけなので、ここで一つ立ち止まって周りを見渡し、より丁寧に生きていきたい、なんてこれまで思ってもないことを思うようになりました。少しはまともな人間に近づけるように努力しようと思います。もしかしたら無理かもしれませんが……。

 





そんな吐露はどうでもよくて、もうすぐシーズン開始なので今一番早く着たいと思っているシャツを紹介。SOCIAL SHIRT。これの名前は見た目からも御察しの通りでございやす。え?御察しではない? 旦那、そんなわけないじゃないですか~、とそんな小芝居みたいなおふざけはやめてさっさと言え、って感じですね……。キューバシャツを気楽に都会で着たいと思って作ったわけです。で、作るのはいいのですがそうするとそれに付随して大仕事がありまして、それはアイテム名をつけることでして。まあこれはストレートに「社会主義国家のキューバ」、「都会で着る」ということで「社会的な~」みたいな意味を込めてのこのアイテム名です。まあ特に捻りもなく面白みがないなと思ってしまい、いま少し落ち込みました……。
そんな僕の気の落ち込みなんて端っこに置いとくとして、このシャツの魅力はやはり縦に走るパッカリング。パッカリングが好きなのは何故だろう?なんて考えてもはっきりとした答えなんて分かりゃしないのですが、グッときます。白もクリーンで良いのですが、このベージュに明るめのネイビーのパンツなんて合わせるととても良いから、早く着たくて仕方がないのです。







生地の質感はドライなんですが、見た感じは表情があって機能素材的ではなくとても雰囲気が出ています。言い過ぎだけど古着っぽい柔らかい雰囲気。全体的な雰囲気は洗練された都会的なものなので、着ればあなたを一層クールに演出してくれますよ。

とにかく次のシーズンは春夏なので雰囲気も実際の着た感じも「軽く涼しい」アイテムたちですので、お楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

 










それから、ポイントと交換できるアイテムの新しいものが上がりました!ショッピングバッグのX-SHOPPER。これはまあ商品説明を読んでいただければ分かるので、ここではその物自体の紹介だけをします。X-PACという強靭な生地を使っていますし、男の人っぽい雰囲気なのでこれ持ってスーパーや市場に買い物に行ってくださいね。多分、というか絶対に商品化したら驚くほど高いショッピングバッグになると思いますので、ここだけのアイテムとなっています。もしポイントがお手元にあるようでしたら是非に!

 








 


今月の買い物具合はと言いますと、音楽はこちらのトリニダード・トバゴ出身のギタリストであるマイケル・ブースマンの「HEAVEN」。これはCDだと80年代はじめにリリースされたボビー・コールドウェルの名曲カヴァーの12シングルがカップリングされていたことを知りまして購入。アルバムは存じていたのですがそのカヴァーを聴きたくて。とても良かったですし、改めてアルバム通して良いなと久しぶりに聴き入っています。




 


そして前から買おう買おうと思っててようやく買ったRED WING Irish Setterのプレーントゥタイプ。懐かしいですが、こちらは「茶芯レザー」仕様なので多分流行った90年代当時は出ていないタイプかと思います。もしかしたらそんなことないかもしれませんが、アメリカの名のある有名なレザー会社のレザーで履き込むと黒がはげて中の茶色が出てくるっていう味なやつです。いつまでも売ってるもんだと思っていたら案外手に入りづらくなっていたので焦って注文しました。いいなと思った方は急ぐといいと思います。かなりサイズ欠けしていますし、そもそもしばらく前に出ているものの様なので……。






さて、これも懐かしいHi-8のビデオカメラ、「SONY TR2」。エフェクトが搭載されてて当時は民生機の中でとても評判のよかったもの。それに広角レンズを付けてワイド目にして楽しもうと思い、中古の状態の良い個体を探しました。ヒップホップのPVとかで結構使われていたと思うのですが、エフェクトのスローシャッターがとても格好いい雰囲気を作り出してくれます。どんなものかはお見せする機会がくると思いますので、それまでお待ちを。

さあ、2021年も打ちのめされずにCITERA®と一緒に楽しんで行きましょう!