TRIP REPORT
[ SAMPLE ]

Entries by Naoki Ei, the Director/Designer of CITERA

CITERA(R)クリエイティブ監修である梶原氏のアテンドにより、 Portland-San Francisco-NYCの3 都市を廻る旅に出ました。
それは、氏がここ数年で実際に廻り、面白いと感じ、今見ておくべき箇所をなぞった旅です。 その旅の一部を、CITERA(R)メールマガジンTRIP編として3回に分けてリポートしていきます。

ポートランドと言えばACE HOTEL。
メディア等でのポートランド 特集には必ず登場する有名なロビー。
隣には、STUMPTOWN COFFEE ROASTERSのカフェが併設されてたり、グッズの物販 などもあり泊まらずとも楽しめる。

ACE HOTEL PORTLAND/ 1022 SW Stark Street Portland, OR 97205

ダウンタウンにあるMAAK LABは、天然植物由来の固形・液体石 けんやローソクを作っている。
「街、植物から得た香り、太平洋北西 部の環境を用い、自然の喜びに満ちた一瞬を石けんやキャンドル で再構築する」というコンセプトにインテリジェンスを感じる。
同 様にパッケージや内装のデザインも秀逸。

MAAK LAB/ 916 W Burnside Street Portland, OR 97209

「MADE HERE」その店名からも分かる通り、ポートランド製製品 を集めたショップ。
道具から調味料まで幅広く揃い、作り手の意思 をダイレクトに感じる製品ばかりで商業的な“におい”を感じないお 土産屋さん。

MADE HERE PDX/ 40 NW 10th Avenue Portland, OR 97209

生産者と強いタッグを組み質の高い食品を提供しているPEOPLE’ S FOOD CO-OP。
豊富な種類の有機野菜・果物から加工食品、 コスメ、日用品まで揃う。
地域性の高さとコミュニティ能力を高め ている存在、と感じる佇まい。

PEOPLE’S FOOD CO-OP/ 3029 SE 21st Avenue Portland, OR 97202

1919年から続くというTHE PORTLAND OUTDOOR STORE。
外観がその歴史を物語っている。
ブーツ、ハット、シャツ、デニム 等カウボーイが通っていたであろう雰囲気を残す商品構成と物量 に圧倒される。
時を超えた貴重な文化遺産とでも言いたくなる。

THE PORTLAND OUTDOOR STORE/ 304 SW 3rd Avenue Portland, OR 97204

黒魔術の恐怖におののきながらも、そのうまさに人々が押し寄せ 行列が絶えないというVOODOO DOUGHNUT。
所謂アメリカン なドーナツのイメージを覆すオシャレともモダンとも違う”ネオ・ス イーツ”な存在。

VOODOO DOUGHNUT/ 22 SW 3rd Avenue Portland, OR 97204

イート、ドリンク、ランドリーと謳うSPIN LAUNDRY LOUNGEは、 カフェ併設のコインランドリー。
それだけでなくゲームコーナーま であり、洗濯の間それぞれが好きなように過ごすことができる。
奇 をてらっているいるわけでもなく、街の外れに置石の様に存在し、 人々がひっきりなしに洗濯をしにくる不思議な空間。
明るくパステ ル調の壁に囲まれた店内にレイアウトされた業務用洗濯機は次々 と回り、見上げればゲーム機、やりとりが交わされるコンシェルジュ 窓口など、インスタレーションを観に来ている楽しさを味わえる。

SPIN LAUNDRY LOUNGE/ 750 N Fremont Street Portland, OR 97227

店内に入るとまずは厨房が現れ、そこを通ってテーブルにつく。
料 理を待つ間は、シェフとスーシェフの動きを見ながら、店内のペイ ンティングやテーブルの花に目をやり、耳と鼻ではしっかりと次に 出される料理の音と香りを感じ取ることで、イマジネーションがマッ クスに膨らむ。
当然味はその想像を超える。
五感を最大限に使い 脳ではなく、体に刻まれる程の想い出となる。

DOC/ 5519 NE 30th Avenue Portland, OR 97211

街を歩くと主要な通りに突如現れるフードトラックの集落。
ポート ランドといえばフードトラックだそう。
一つに絞るのは難しいと感 じる程どれも魅力的だ。
フード自体も魅力だが、トラックとそのオー ナーが持つ“いなたさ”そして街が持つ“ 物悲しさ” このマッチング により、集落に人が集まってくる様に思えてならない。
東京でもフー ドトラックを集めた場所があるが、フードトラックの持つ本質的な 魅力が欠けている様に思える。

街外れの少し荒っぽさの残る住宅街に位置するSWEEDEEDEEに は、世界中から人々がブランチを求めて集まってくる。
怪しいマニ アックなレコード店に併設されているのも魅力的だ。
BGMも素晴 らしく、忙しいにも関わらず店員がレコードプレイヤーの盤面をい ちいち返しにくる。
人気の理由はここにある。
店の彼らは”本物"を 知っている。
そしてそれを愛して止まないのだ。
そんな彼らが作る 料理がうまくないわけがない。
この店には世界中から、本物を求 める嗅覚の鋭い人たちが自分の感覚を確かめにやってくるのだ。

SWEEDEEDEE/ 5202 N Albina Avenue Portland, OR 97217



CITERAディレクターがプロダクトについて語る「STORY」をはじめ、ブランドの世界観を伝えるコンテンツや入荷商品情報などを会員様のみにお届けします。
会員登録ページにて、メールアドレスとパスワードをご入力いただき、ご登録(無料)をお願いいたします。ご登録完了メールにてバックナンバーへのリンクをお知らせいたします。



会員登録はこちらから

BACK TO NEWS