ZAATAR
先日ロンドンへ行った際、友人に連絡するとBBQをするということで少しお邪魔することに。サラダを作っている時に見慣れぬものを入れていたので聞いてみたところ、このZAATAR(ザタール)だった。中東系のミックススパイスで友人は何にでも使うほど気に入っているようだ。確かにこれが入ったサラダを食べて思ったことは「プロっぽくなる」ということだ。知らずに食べたら、なんだかわからないが確実にワンランク上の味がする、という感じ。何がそうさせているのかわからないけれど、どこかで味わった風味も感じる不思議なもの。
中身は、オレガノ、クミン、ドライスマック、マージョラム、塩、ゴマ、馴染みのゴマが入っている。不思議な感覚にさせるのはこのゴマだったのだ。最終日だったためホテル最寄りのスーパーでは見つけられず残念ながら買えなかった。その後のドイツで合流した梶原さんにこのスパイスのことを伝えると、その後に向かうロンドンで見つけて買ってきてくれた。おそらく物によって配合されているスパイスが多少違う様である。皇室御用達Waitroseからも出ているのでわりとポピュラーなミックススパイスなのだろう。簡単な使い方としてはオリーブオイルと混ぜてピタパンなどにつけたり、フムスにかけたりというところだろう。洋食だったら何にいれても合いそうな感じだ。
中東料理では「セブンスパイスが欠かせない」とは聞いていたのだが、それが何なのかわからなかった。もしかするとこのザタールがその正体なのかもしれない。日本でも買えるのかと思って検索したらアマゾンにありました、さすがアマゾン。でもやっぱり本国から輸入されたアラビア語のダサいパッケージのものが欲しい、、、